クラッシュ・バンディクー プロモーションインタビュー


TAG index

クラッシュ・バンディクー スタッフ紹介
(GARAGE Sony Computer Entertainment Inc.)
1996年のシリーズ1作目発売当時に、当時のプレイステーション公式サイト「GARAGE」に存在していた「クラッシュ・バンディクー」公式サイトで公開されていたスタッフ紹介ページです。クラッシュの開発秘話なども紹介されているので注目です!
 



――11月6日都内某所(とはいっても会社の会議室ですが…)にて「クラッシュ」をつくったエラい人たちのお話を聞くことができました。


写真左からマーク・サーニーさん、アンディさん、ジェイソンさん。
やさしい語り口が印象的だったマークさん。ユニヴァーサル・インタラクティブ・スタジオの社長さんで、「クラッシュ」のエグゼクティブ・プロデューサーです。13歳で大学に入りました。
ラテン系男前な感じのジェイソンさん。アンディさんと共にノーティ・ドッグの共同設立者のひとです。「クラッシュ」のグラフィックスチームのリーダーです。ファミリーネームは「ルビン」。
職人気質を感じさせるアンディさん。ノーティ・ドッグの共同設立者で、「クラッシュ」のメインプログラマーです。ファミリーネームは「ガビン」。


クラッシュを開発した会社、ノーティ・ドッグは1985年に設立されました。パソコン、メガドライブ、3DO等の数々のソフトを手がけた実力派ソフトハウスです。PlayStationでは「クラッシュ」が1作目。2人ともまだ20代で、高校生の時分からゲーム制作を始め、大学時代からゲームで稼いでいたことになります。
 2人の才能を見たマークさんがニューヨークからロサンゼルスに連れてきて、そこからスタッフを集めて「クラッシュ」の開発をスタートしたのでした。

クラッシュは主人公が「バンディクー」というタスマニアに生息する珍獣です。何故「バンディクー」なのかといえば、実在する珍しい動物を主人公にしたかったのこと。動物図鑑を見ているうちに一番ポリゴンにして可愛いらしくなりそうな気がしたから、らしいです。
因みに初めはやはり珍獣「ウォンバット」を主人公にしようと考えていたましたが、よくよく考えてみると可愛くないので、ボツになってしまったそうです。

クラッシュは「インディージョーンズ」や「ワーナーブラザーズ」のアニメ(バックスバニーなど)の影響を受けて世界観が作られたそうです。ハリウッドのアニメーターが背景を手がけただけあって、ジェイソンさんの考えた世界観がばっちり表現されていますね。3Dの世界でクラッシュを動かしますが、操作のしやすさ、分かりやすさは2Dアクションに慣れ親しんだ人でも大丈夫、大安心。


3人から一言…

アンディさん:キャラクターをポリゴンでもってなめらか&細かくアニメーションさせるのが難しかったデス。特にクラッシュさんは一番苦労したキャラクターでした。どんな場面にもマッチするようにするのが難しかったのデス。クラッシュさんの他にもコアラやカンガルー、ポトルー(?)などタスマニアの動物が愛らしいポリゴンモデルで多数でます。

ジェイソンさん:キャラクターの細かい動きを見てほしいデス。500種類もあるオブジェクトの動きをチェックする為だけに特別のプログラムを作ったのデス。大変デシタ。カメラの動きもステージに合うように計算されています。こちらもチェックしてほしいデスネ。

マークさん:ステージをパーフェクトでクリアしてカラーダイヤを集めると隠しエリアに進めます。とても面白いので、是非是非行ってみてください。パーフェクトを出すコツ?忍耐と集中力デス。ガンバッテください。



……と、英語も日本語もOKなマークさん、英語はペラペラのジェイソンさん、アンディさんを交えてのワールドワイドかつ和やかな雰囲気で「クラッシュ」のおはなしをしてもらったのでした。12月6日の発売をみなさんお楽しみに。

 

このページでは現在はもう読むことのできないインタビューを掲載します。掲載している内容については権利者様からご連絡いただいた場合は迅速に対応いたします。



TAG index


TAG index