クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース 声優インタビュー
クラッシュ・バンディクー4
声優インタビュー（週刊ファミ通）
週刊ファミ通が「クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース」発売にあわせて行ったココ役の池澤春菜さんと、アクアク役の緒方賢一さんへのインタビューです。
「クラッシュ・バンディクー」シリーズおなじみの声優2名にインタビュー
長年「クラッシュ・バンディクー」シリーズのキャラクターを演じるおふたりにインタビュー。演技の際に心掛けていることや、作品の思い出などをうかがった。
ココ・バンディクー役 池澤春菜さん（文中は池澤）
「クラッシュ・バンディクー2」で登場したココ・バンディクーを以降のシリーズで演じる。声優として活動しながら、エッセイスト、歌手など、多岐にわたって活躍中。
――ココ・バンディクーを演じるうえで苦労することや、とくに注意を払っているのは？
池澤
：かわいく！！でも芯が強くて、はきはきしていて、気持ちのいい、愛されるキャラクターになるように気をつけています。あとは、愛のある突っ込み。お兄ちゃんに誰かがちゃんと突っ込まないと、ボケ倒して終わっちゃうから……。
――演じられているココとご自身が似ているところ、似ていないところを教えてください。
池澤
：ココほどではありませんが、わたしも口がよく回るほうなので、ココのずばっと言うところはとても好きです。似ていないところは、運動神経ですかね……無理、絶対。
――「クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース」でのディレクションで印象に残っていることはありますか？
池澤
：本作のココは、英語版音声がとてもかっこいいんです。大人っぽくて、クール（とくにアドリブがめちゃめちゃ強そう）。それをいままで演じてきたわたしのココと、どう馴染ませていくか。ディレクターさんと相談しながら、丁寧にココを作りあげていきました。おかげで、かわいくて生意気で頭がいい、でもちょっとお兄ちゃんに対しては厳しめの、みんなの知っているココになったと思います。
――「クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース」でとくに印象に残っているシーンを教えてください。
池澤
：むむむ。ネタバレにならないようにお伝えするのが難しいですね。そうですね、終盤で「あのキャラクターがもしや裏切り者だったのでは」といったシーンがありまして。ココ的にはとても慕っていたので、ショックで……でもあの、エンディングではちゃんと、あの、え〜……以上です。
――ココは「クラッシュ・バンディクー2」からの登場ですが、ご出演が決まる前、「クラッシュ・バンディクー」についてはご存じでしたか？
池澤
：ゲームタイトルとしては知っていたのですが、まさか自分が関わることができるとは思っていませんでした。いちばん最初の登場のシーンで、「島の向こう側にいるクラッシュを呼んでください」とご指示をいただいて、しっかり声を張ってお兄ちゃんに呼びかけたのですが、実際のゲーム画面を見てみたら、お兄ちゃん、わたしの隣に座ってた……わたしの声優人生における、痛恨のシーンです。
でも、リマスターした「クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり！」で再度演じさせていただけたので、雪辱を果たせました。お兄ちゃんは、わたしの横！！お墓に刻みたい教訓です。
――ファンへ向けてメッセージをお願いいたします。
池澤
：今回は、ココもばっちりしっかりプレイヤーキャラクターです。お兄ちゃんでクリアーした面も、ココだとまた違った発見があるかもしれません。10年以上ぶりの新作は、よりエキサイティングでスタイリッシュ、派手でスピード感たっぷり、工夫とチャレンジでひとつずつクリアーしていく楽しさもきっといっそうパワーアップしているはずです。「クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース」をお楽しみに！！
アクアク役 緒方賢一さん（文中は緒方）
「クラッシュ・バンディクー2」から以降のシリーズでアクアクの声を担当。高い演技力で、多彩な役を演じ分ける。代表作は「星のカービィ」（デデデ大王）など。
――アクアクを演じるうえで苦労することや、とくに注意を払っているのは？
緒方
：作品の品質を下げぬよう気を使っています。
――今回の収録で、これまでの「クラッシュ・バンディクー」シリーズとは違った点はありましたか？
緒方
：とくに変わったことはなかったと思います。
――「クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース」でとくに印象に残っているシーンを教えてください。
緒方
：あまりにもスケールが大きく、娯楽感満載で私には理解不能でした。
――アクアクの仮面を入手したときのボイスや、やられたときのボイスは緒方さんが演じられているのですか？それとも効果音でしょうか？
緒方
：たしか効果音だったと思う。ねがわくば、みずから体験して発見してください。楽しさが増しますよ。
――これまでの「クラッシュ・バンディクー」のアクアクのセリフで緒方さんがもっとも気に入っているものを教えてください。
緒方
：どの言葉も大切に表現させていただいております。たまに、シャレなど言ったものなら急降下です。
――ファンへ向けてメッセージをお願いいたします。
緒方
：作品作りに参加していても、本作はまだプレイできていません。しかし、仕事の中で楽しさが伝わってきます。何かと自由を束縛される時代ですが。どうか、このゲームで楽しい人生をお作りください。チョチョイのパー。
このページでは現在はもう読むことのできないインタビューを掲載します。掲載している内容については権利者様からご連絡いただいた場合は迅速に対応いたします。
池澤：ゲームタイトルとしては知っていたのですが、まさか自分が関わることができるとは思っていませんでした。いちばん最初の登場のシーンで、「島の向こう側にいるクラッシュを呼んでください」とご指示をいただいて、しっかり声を張ってお兄ちゃんに呼びかけたのですが、実際のゲーム画面を見てみたら、お兄ちゃん、わたしの隣に座ってた……わたしの声優人生における、痛恨のシーンです。
池澤：今回は、ココもばっちりしっかりプレイヤーキャラクターです。お兄ちゃんでクリアーした面も、ココだとまた違った発見があるかもしれません。10年以上ぶりの新作は、よりエキサイティングでスタイリッシュ、派手でスピード感たっぷり、工夫とチャレンジでひとつずつクリアーしていく楽しさもきっといっそうパワーアップしているはずです。「クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース」をお楽しみに！！
緒方：あまりにもスケールが大きく、娯楽感満載で私には理解不能でした。
