 デビューはおあずけ？
今作の開発中のタイトルは「Crash Team Racing 2」。これは1999年に発売された「クラッシュ・バンディクーレーシング」の海外版タイトルにナンバリングの2を付けた名前で、ゲームスタジオ「バイカリアスビジョン」が開発したよ。でもはじめは「クラッシュ4」を作ったゲームスタジオ「トラベラーズテイルズ」で作られる予定があって、新キャラクターとしてニーナ・コルテックスも計画されていたのだ！その後開発するスタジオが変わるタイミングでニーナも登場しないことになったよ。この時のアイデアをもとに「トラベラーズテイルズ」の次回作「クラッシュ5」でニーナは登場したのだ！今ではすっかりおなじみのキャラクターだね！
 キャラクターデザインは懐かしのスタッフ
今作のキャラクターや世界観を担当したJoe PearsonさんとCharles Zembillasさんは「クラッシュ1」から「レーシング」まで キャラクターや世界観のデザインを担当したアーティストさんだよ！だから今作で新しく登場するエイリアンたちも どこか今までのキャラクターたちと相性がよさそうだよね！ちなみにゲームのスタッフロールには、これまでのクラッシュワールドの開発者として、シリーズ初期作品を手掛けたゲームスタジオ「ノーティドッグ」も載っているよ。
 幻のオンラインモード
今作はオンラインでレースを楽しむモードも計画されていたけど、様々な理由で残念ながら最終的には実現はしなかったよ。ただし、発売当初はGBA版では公式サイト上にオンラインランキングが用意されて、自分のスコアを投稿できる要素が用意されていて、違った形だけど遠く離れた友達と記録を競って遊ぶことはできたよ。そして、オンラインのレースモードがシリーズに登場したのはしばらく後の2010年「クラッシュ・バンディクー ニトロカート2」。そしてついに2019年の「クラッシュ・バンディクーレーシング ブッとびニトロ！」では今作に登場したコースでオンラインレースが楽しめるようになったよ！
 ミサイルの行方
今作ではロード画面にキャラクターたちがレースを楽しんでいる場面が表示されるけど、よーく見てみるとのエヌ・ジンのロケットがいつもとは頭の逆側に刺さっているものがあるぞ！どうやらゲームの開発中に素材を反転して収録してしまったみたい… ちょっとドキッとしたね。
 「爆走！ニトロカート2」は海外限定？
今作の海外版タイトルは「Crash Nitro Kart」。クラッシュレーシングシリーズとしての続編は、日本では「がっちゃんこワールド」や「ブッとびニトロ！」になるけど、日本未発売で海外でだけ「Crash Nitro Kart2」というゲームがフューチャーフォン向けに配信されていたよ。ヤヤ・パンダのデビュー作でアイテムを使うとレース中に空も飛べるおもしろゲームだったのだ！
 おなじみVVロゴをさがせ
今作を開発したゲームスタジオ「バイカリアスビジョン」の会社のロゴマークは今回も隠されているよ。おはなしモードのキャラクター選択画面のときに、ココのノートパソコンに映し出されているぞ！このVVロゴはゲーム中、ほかにもあるかも？
＞＞＞うらわざ
 ニセクラッシュを見つけよう！
GBA版では「いけいけ とけいロード」にニセクラッシュが隠れているよ。コースの端が途切れている場所からコース外に出て、進んでみよう！見つけられると次回からキャラクター選択でニセクラッシュを選べるよ！
＞＞＞ジョークや由来
 コース「ジャングル・ブギ」
コース「ジャングル・ブギ」はアーティストKool＆the Gangによって1973年に発表された楽曲「Jungle Boogie」が由来！
 惑星テラ
今作に登場する惑星のひとつ「テラ」は地球とそっくりな惑星。名前の由来はラテン語、ポルトガル語、イタリア語でそのまま「地球」の意味の「Terra」から。ちなみに開発中は「Lost Earth」（失われた地球）という名前で呼ばれていたよ。そういえばテラにはなぜかタイニータイガーやコモドジョーそっくりの石像があったけど。なんだか気になるね…
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