 タイトルは海外と同じ！
今作の海外版タイトルは「Crash Team Rumble」で日本語タイトルは「クラッシュ・チーム・ランブル」。ということで、なんとシリーズではじめて日本版と海外版のタイトルが同じなのだ！ちなみに略すとCTRで、「クラッシュ・バンディクーレーシング」（Crash Team Racing）と同じになるよ。
 テケテケしないかわのぼり
MVPのテーマ「テケテケかわのぼり」は「クラッシュ2」のステージBGMだよ。この曲が米国のロックバンド「ザ・ベンチャーズ」によくあるフレーズの「テケテケ」（クロマチックダウン）と似ていることから、「テケテケかわのぼり」と名付けられたけど、今作ではMVPのテーマ用に曲が短くなっているから「テケテケ」部分は聴けないのだ。
 オオカミ少年…？
今作のロード中に表示されるメッセージにはゲームのヒント以外にも、キャラクターや世界観についての豆知識もあっておもしろいよね！でも中には「知ってた？ロード中のメッセージには ウソも書いてある」なんていうのもあるから、ここの情報は信じすぎないほうがいいかも。ちなみにこのメッセージを情報元に何かを紹介する場合は、ここでは「嘘か本当かわからない情報」として記載しているよ。
 マクドナルドにクラッシュ＆スパイロ登場
今作は米国限定でマクドナルドとのコラボレーションが実施されたよ。マクドナルドのハッピーセットにクラッシュたちをモチーフにしたゲームが登場したほか、スマートフォンやタブレットで遊べるかくれんぼゲームが配信されたのだ。さらには米国向けにはクラッシュとコルテックス、そして背景に少しだけスパイロも登場する特別なCMも制作されたよ。うらやましい！
＞＞＞うらわざ
 うちのなかに隠れるのじゃ！
メインメニュー画面でR1ボタンを連打し続けていると、画面に雷が落ちて 不気味な笑い声が聞けるのだ。この声の正体はわからないけど、この不気味さはあの悪の仮面の声かもしれない…。
＞＞＞世界観
 訓練場はココの手作り！
マップ「見知らぬビーチ」は、ココが作った訓練場なのだ！場所は「クラッシュ1」でステージとして初登場した「めざめのビーチ」のとなりにあるらしいよ！
 世界の真実…？
「クラッシュ・チーム・ランブル」は、じつはココが作ったゲームの中の出来事という説があるのだ。というのもロード中のメッセージには「クラッシュ・チーム・ランブルを 発明したのは ココなのかって？どうだろう？」というものがあり、さらに「クラッシュ4で クラッシュとココが ソファに座って いっしょに クラッシュ・チーム・ランブル を遊んでたの 覚えてる？」というものもあるのだ。ロード中のメッセージは嘘か本当かわからない情報だけど、もしこれが本当なら 今作の世界はココの作ったゲームの世界。驚きの真実だけど、レディ・トロピーがみんなに交じって参加していることも納得だよね。
 キャットバットの物語
「クラッシュ・チーム・ランブル」では、ゲームでは語られないバックストーリーをプロモーション用のマンガとして公開しているよ。例えば、プレイアブルキャラクターのひとり キャットバットが「クラッシュ・チーム・ランブル」に参加するまでの ネオ・コルテックスとの意外な関係や、ロックの道に進んだ理由などは アメリカのWEBメディアkotakuで独占公開されたマンガで読むことができるのだ。日本語訳版はこちらから！
 リンゴは無駄にはしていない！
今作のロード中のメッセージには嘘か本当かわからない情報として「マッチで集めたリンゴは すべてリサイクルされ さらに多くのリンゴを 生み出す」というものがあるよ。ゲームの世界だけど、食べ物は無駄にしていないのだ！
＞＞＞エピソード
 ぜんぶ作戦どおり？
今作が正式に発表されたのは2022年12月9日のThe Game Awards 2022という海外のイベント。でも実はそれよりも早い段階からヒントが色々と出ていたのだ！
例えば、「クラッシュ4」のエンディングでは今作で活躍するキャットバットの姿も映ったeスポーツ大会のシーンがあり、「クラッシュ・チーム・ランブル」を示すと思われる「ウンパリーグ」という言葉の頭文字「W」の旗も登場しているのだ。そして2021年に行われたゲーム開発者向けのイベントGDCでは「クラッシュ4」についての講演があったけど、その途中でスライドに「W」のマークと「クラッシュ4」では使われなかったクラッシュたちのアートワークの画像が映し出されるということがあったのだ。さらに2021年のプレイステーション公式PVや、「クラッシュ・バンディクー」25周年をお祝いするPVにも「W」のマークが登場していた。そしてシリーズを振り返る画像が公式Twitterアカウントに投稿されると、歴史をなぞっていた矢印が、「クラッシュ4」の後にリンゴを示しているデザインになっていたのだ。その後も公式Twitterアカウントに投稿された「クラッシュ4」のPVの背景に「ウンパリーグ」という文字が見つかったり、インフルエンサーに新作のヒントのようなプレゼントが届いたりと、発表前からさまざまなヒントが出ていて、常に噂が絶えなかったのだ。
ちなみに、今作のロード中のメッセージには、嘘か本当かわからない情報として「クラッシュ・チーム・ランブルは Toys For Bobの 歴史の中で一番秘密にできなかった ゲームなんだ わざとかも？」というものがあるよ。すべて計画された作戦どおりだったのかも！？
 やっぱりディンゴはオレっち
今作ではキャラクターたちはあまりしゃべる場面がない。開発の初期段階では「レーシング」のようにセリフを話すことも計画されていたけど、今作ではバトルの途中にさまざまなシチュエーションがありえて、それに対応したセリフを用意するとすごくたくさんの数が必要になることから セリフは喋らないことになったんだって。ちなみに、ゲームのPVだと英語のセリフに日本語字幕で、いつものようにしゃべっているキャラクターたちの姿を見れるよ！ディンゴダイルの「オレっちが ひとりのこらず ぶっとばしてやるってんだ！」というのは担当者さんのこだわりを感じるポイント！
 ノンバイナリーなキャラクター
今作で本格的に登場することになるキャットバットは、シリーズではじめてのノンバイナリーなキャラクター。クラッシュ・バンディクーシリーズのキャラクターという枠組みの中でのノンバイナリーの表現について キャットバットは男性らしい女性らしいといった側面よりも キャラクターのバックストーリーや個性に重点を置いてビジュアルがデザインされたそうだよ！そして、ゲームプレイを担当するチームとビジュアルチームといった異なる分野の人が集まることで ユニークな決断や組み合わせが生まれ、それがキャットバットになっていったんだって！開発者は「まるでミュージシャンが集まって楽譜にとらわれずに 即興で音楽を演奏するようだった」と当時を振り返っているよ。
そして声を担当するのは、キャットバットと同じくノンバイナリーを公表しているイシイエリカさん。キャットバットはこうして様々な人の想いが込められた大切なキャラクターなのだ！これからよろしくね！
＞＞＞ジョークや由来
 こっそりコラボ！？
今作に収録されているMVPのテーマ「リップホップ」は、ゲーム「スカイランダーズ」シリーズで使われたBGM。ゲームを開発したのは今作と同じスタジオだからこその、こっそりコラボなのだ！
 イケイケで最高な曲！
今作でキャットバットのテーマソングとして使われている「イケイケなキャットバット」という曲は、じつは初出はクラッシュシリーズではない。Simone Desantisというアーティストの「Orange Bus」という曲が アレンジされて使われているのだ。
 おとなドラゴンたち
シーズン3のバトルパスで手に入る景品には、スパイロシリーズに登場するおとなドラゴンたちをモチーフにしたものがあるよ。
ハット「トマス・ドラゴン」はトルジェ=グリヨワーム というドラゴンの帽子。ハット「オスウィン・ドラゴン」はオージェ=グリヨワームというドラゴンの帽子。ハット「シプリン」はキプリオ=ビフーチョというドラゴンの帽子。ハット「ブルーノ」はブルノ=ビノマールというドラゴンの帽子。
そして、エンブレム「デルビンの名作」はデルジェ=グリノマールというドラゴンが描いたスパークスの絵。
今作でのドラゴンの名前は、いずれも海外版をもとにした名前になっているよ。だからちょっとわかりづらいかも？
 さとりのブツゾー
シーズン3のバトルパスで手に入る バックパック「コロッサスのタリスマン」は「スパイロ×スパークス トンでもツアーズ」のゼンテンプルで登場するマジックアイテム「さとりのブツゾー」としても登場している。このステージは「レーシング」の体験版でも遊べた 修行僧たちがいるあのステージだよ。また、ハット「マグマコーンのタリスマン」はマグマコーンで登場するマジックアイテム「マグマのパーティハット」としても登場しているよ。ほかにも、ダイヤが手に入るアイテム「ターゲットばこ」がバックパック「ずつき トレジャー」として登場していたり、スパイロシリーズを遊んでいると懐かしくなるカスタマイズアイテムがたくさんあるね！
 ワンダー・パンプキン
シーズン3のバトルパスで手に入るスキン「おしまい」は「スパイロ・ザ・ドラゴン」に登場するグリーンガーデンのボス ワンダー・パンプキンのもの。ワンダー・パンプキンはボスなのにすごく弱い一番最初のボス。どうして弱いのかは、実際にスパイロのゲームで戦って正体を確認してみてね！
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