シリーズ通して登場するアイテムの「りんご」は海外版では一貫して「ウンパ・フルーツ(ワンパフルーツ)」という名前であるが、その理由について質問したところ「日本ではワンパフルーツって言っても誰も知らないと思ったからです。」と回答をいただいた。ちなみにワンパフルーツは実在しないが、吉田さんはこの質問を受けるまで実在すると思っていたとのこと。(情報元:吉田修平プロデューサーのTwitter、2014,3,27 )
「カメカメジャンプ」は海外版があまりに難易度が高いため、日本版はステージの長さが海外版の約3分の2に短くされている。(情報元:海外版 Crash Bandicoot)
今作にはイベントなどで10万枚も配布された非売品の体験版ディスク「お試しディスク」が存在する。なお2以降は「プレプレ・プレイステーション」に体験版が収録されたりもした。(情報元:集英社『少年ジャンプ』)
クラッシュは低い解像度でもよくわかるように頭が大きいデザインになり、動いてる時に身体の部位を見分けやすいようにと、靴をはくことになった。
テーマソングは元々「Crash」という英語の発音が使われていたが、和製英語の発音に変更したのは「小学生と握手をしやすくするため」というプロモーション担当の細谷さんの提案。なおクラッシュの血液型をB型に決めたのもこの細谷さん。レーシングのレースクイーンの名前の元になった人物でもある。
開発当初ウォンバットという同じくタスマニアにいる動物が主人公で、「ワイリー・ウォンバット」という名前で製作が進められていた。しかしよくよく考えてみると可愛くないので、ボツになってしまった。(情報元:クラッシュ・バンディクーカーニバル とりあつかいせつめいしょ、SCE「クラッシュ・バンディクー」公式サイト)
初代「クラッシュバンディクー」でクラッシュくんのアクションが、ジャンプとスピンアタックだけなのは、ソニックが攻撃アクション1つで、ドンキーコングが3つで、開発者がその間の2つにしたかったからである。(情報元:クラッシュ・バンディクーハラハラドキドキ公式ツアーガイド ファミ通ブロス攻略本シリーズ)
序盤のステージから登場する「スカンク」は、当初オナラで攻撃してくる設定だった。(情報元:リンク)
このゲームの真のエンディングはコルテックスと戦わないため、初期三部作の中でストーリーが続編につながっていない唯一のゲームである。(情報元:クラッシュ・バンディクー)
暴走イノシシは、はじめはお相撲をする大きな体をした「人物」として、キャラクターになる計画だった。(情報元:Charles Zembillasのブログ)
コアラコング戦、ピンストライプ戦、ブリオ戦、コルテックス戦、タウナボーナスチャレンジのBGMは日本版と海外版で異なる。(情報元:海外版 Crash Bandicoot)
初期三部作に登場するリンゴは3Dオブジェクトではないため、常にカメラの方を向いている。 (情報元:CRASH MANIA )
ディスクの色はカラーとオレンジのような色の2色ある。(情報元:クラッシュ・バンディクー)
海外版では、めざめのビーチのスタート時にアクアクがいないがその代わりに少し先にアクアク箱がある。だから箱の数も日本版とは異なる。
(情報元:海外版 CrashBandicoot)
海外版と日本版では、ダイヤ取得可能ステージの一部も異なる。例えば「イノシシダッシュ」でカラーダイヤが手に入るのは日本版だけである。
(情報元:海外版 Crash Bandicoot)
今作の海外でのCMは、当時横スクロールばかりだった任天堂に奥スクロールのクラッシュをアピールするという内容である。 (情報元:リンク )
今作をテーマにしたコミカライズが前後編の2回に分けてコロコロコミックで、やましたたかひろ先生によって行われた(情報元:BEN'S HP )
アクアクを取った時の音は、セリフじゃなくて効果音。開発者はその内容に決まりはないから解釈は自由であるとしている。
(情報元:
クラッシュ・バンディクー3~ブッとび!世界一周~てくてくワールドツアーガイド )
難易度を日本人にあわせたため、『あらしのこじょう』 と 『ゆうやけのはいきょ』 のステージの順番は海外版と日本版は逆である。
(情報元:
海外版 Crash Bandicoot )
木箱という概念がゲームに入れられたのは、プレイステーションが同時に敵を画面に出す数に限界がありステージに何もない場所が生まれてしまいそれを埋めるためと、ステージがあまりに簡単でプレイヤーがすぐにクリアしてしまうという問題を同時に解決するために、開発後半に入れられた。 (情報元:開発者インタビュー )
ユニバーサルインタラクティブスタジオのマーケティングディレクターがタウナの再設計を命じ、その結果として生まれたデザインが 開発者の意向に反したため、続編からは降ろされた。 (情報元:開発者インタビュー)
今作は開発中" Sonic's Ass Game"(ソニックをマネたゲーム)というコードネームで開発者たちに呼ばれていた。 (情報元:開発者インタビュー)
ステージの「きかいかけいかく」、「コルテックスのはつでんしょ」、「はつでんしつしんにゅう」は開発中には2つ目の島にあったが、難易度を考慮し3つ目の島にうつされた。(情報元:CRASH MANIA )
シリーズを通してロード時間は体感的に0にすることを目標にした。(情報元:このゲームの開発者 )
クラッシュを担当した山口勝平さんの収録した声にはつかわれなかったものがある。(情報元:このゲームの開発者 )
発売から15周年となる2011年の東京ゲームショウにて今作がプレイアンブル出展されていた。(情報元:東京ゲームショウ2011ガイドマップ)
バンディクーが主人公に決まったのは実在する珍しい動物を主人公にしたかったから。動物図鑑を見ているうちに一番ポリゴンにして可愛いらしくなりそうな気がしたから。(情報元:SCE「クラッシュ・バンディクー」公式サイト)
一番最初にクラッシュのデザインを考えたのは、ジェイソン・ルビンさんでノーティドッグを設立した人物。
ウラワザ
「こだいのしんでん」でセーブをしない場合、「きりのつりばしで」のボーナスチャレンジに行く事が出来る。(情報元:クラッシュ・バンディクー)
箱や炎のトラップで4回連続でジャンプした後に5回目で敵をふむと1upできる。(情報元:クラッシュ・バンディクー)
砦でカメが二匹とたいまつが連続してある場所をひとつ上のトリビアのような方法で上手く使うと無限1upできる。
(情報元:クラッシュ・バンディクー)
「とかげで だいジャンプ」の最初の回転する足場が一番高いところでジャンプすると画面外でアクアクが取れる。(情報元:クラッシュ・バンディクー)
設定
コアラコングはハリウッドスターでユニバーサルの映画にも出たことがある。(情報元:クラッシュ・バンディクー 真のエンディング)
クラッシュはバンディクーという実在する動物がモデルになっているが、正確には「ミミナガバンディクート」という動物である。
ネオ・コルテックスのフルネームは「Neo Periwinkle Cortex」という。(情報元:CRASH MANIA)
暴走イノシシがつりばしを行ったり来たりしているのは、記録に挑戦しているから。
(情報元:クラッシュ・バンディクーハラハラドキドキ公式ツアーガイド ファミ通ブロス攻略本シリーズ )
監視ロボは監視だけでなく、クラッシュの分析も行っている。
(情報元:クラッシュ・バンディクーハラハラドキドキ公式ツアーガイド ファミ通ブロス攻略本シリーズ )
今作に登場したスライムは、緑と黄色の他にゲームには登場しない赤がいる。 緑はグリーンスライム。黄色はイエロースライム。そして赤色のスライムも、同じイエロースライムという名前である。
(情報元:クラッシュ・バンディクーハラハラドキドキ公式ツアーガイド ファミ通ブロス攻略本シリーズ )
クラッシュはコルテックスの光線で二足歩行になったわけではない。あれは改造光線だがクラッシュ達は始めから二足歩行だった。(情報元:クラッシュ・バンディクー とりあつかいせつめいしょ(はじめのイラスト参照))
クラッシュの口癖は、「〜なのだ」や「〜だぞ」。また、一人称は「オイラ」。(情報元:クラッシュ・バンディクー とりあつかいせつめいしょ)
クラッシュが水中を泳げないのは、泳ぎ方がわからないのではなく息継ぎが下手だからである。(情報元:ユニバーサルスタジオジャパン公式サイト※現在は該当のページは削除済み)
クラッシュの誕生日は12月6日である。(情報元:クラッシュバンディクー3ブッとび世界一周―超親切攻略BOOK (Vジャンプブックス―ゲームシリーズ) )
コルテックスは幼少時代、頭のNが小文字のnだった。(情報元:クラッシュ・バンディクー5)
コルテックスには兄弟がいる。(情報元:クラッシュ・バンディクー5)
あらしのこじょう に登場する 渡しドリ は進行上倒すしかないが、設定上敵ではない。(情報元:クラッシュ・バンディクーハラハラドキドキ公式ツアーガイド ファミ通ブロス攻略本シリーズ )
コアラコングは海外ではゴリラのようにムキムキになったコアラという設定だが、日本ではコアラとゴリラがかけあわされて作られたキャラクターということになっている。(情報元:ノーティドッグ公式クラッシュバンディクーサイト/カーニバルのおまけムービー)
ニトラス・ブリオはバーテンダーの経験がある(情報元:クラッシュ・バンディクー)
ビリビリ研究員は攻略本で「自分は人間」という趣旨の発言をしているが、実際は研究員、作業員は全員ロボットである。
(情報元:このゲームの開発者)
「イノシシダッシュ」に登場する原住民の左右ステップは踊りである。
(情報元:クラッシュ・バンディクーハラハラドキドキ公式ツアーガイド ファミ通ブロス攻略本シリーズ )
無敵の「円盤トゲトゲ」にクラッシュが触れるだけで直ぐに倒れちゃうのは熱いからである。
(情報元:クラッシュ・バンディクーハラハラドキドキ公式ツアーガイド ファミ通ブロス攻略本シリーズ )
地面を散歩している「太っちょトカゲ」をスピンでとばせないのは太っているからである。
(情報元:クラッシュ・バンディクーハラハラドキドキ公式ツアーガイド ファミ通ブロス攻略本シリーズ )
ピンストライプの赤いスーツは有名ブランドのスーツという設定である。
(情報元:クラッシュ・バンディクーレーシング公式ブッちぎり攻略ガイド Vジャンプブックス―ゲームシリーズ )
ピンストライプには海外版では、Don Pinstripelli Potorottiという別名がある。 (情報元:CRASH MANIA )
ドッカン研究員の目の前にクラッシュが行っても、研究員が同じ場所ばかり攻撃しているのは近視でクラッシュに気づかないから。また、投げているフラスコに入っているのは失敗した薬品。
(情報元:クラッシュ・バンディクーハラハラドキドキ公式ツアーガイド ファミ通ブロス攻略本シリーズ )
今作に登場するコオモリは、コオモリ商事というコオモリの世界の会社組織である。ちなみに壁に止まっている2匹が社長と副社長である。
(情報元:クラッシュ・バンディクーハラハラドキドキ公式ツアーガイド ファミ通ブロス攻略本シリーズ )
ジョークや由来
クラッシュの名前は、木箱をたくさん壊すことからなづけられた。 (情報元:開発者インタビュー )
コルテックスの名前は、脳の一部をあらわすコルテックスからジョークとしてなづけられた。 (情報元:開発者インタビュー )
今作は「インディージョーンズ」や「ワーナーブラザーズ」のアニメ(バックスバニーなど)の影響を受けて世界観が作られている。(情報元:SCE「クラッシュ・バンディクー」公式サイト)
エピソード
クラッシュダンスは今作の日本版テレビCMで誕生した。CMを見た開発スタッフが気に入って『2』からはゲーム中にも登場し、このダンスは日本未発売の『Crash of the Titans』や『Crash: Mind over Mutant 』にも登場する。(情報元:『Crash of the Titans』/『Crash: Mind over Mutant 』/クラッシュ・バンディクーカーニバル とりあつかいせつめいしょ)
開発者のマーク・サーニーさんがまだクリスタル・ダイナミックスで働いていた頃に試作段階のプレイステーションと呼ばれている次世代ハードの開発キットをもらえないか東京の本社まで頼みに行ったが、日本でライセンスを受けた会社でなければ許可できないとして断られた。が、当時ビジネス開発グループの一員だった吉田修平さんがサーニー氏の来社を見ており、「このマークって人、何かやってくれるかも」と考え、ルールを無視して開発キットをアメリカまで送ったという。後にこの開発キットを使って作られたのが初代「クラッシュ・バンディクー」だ。(情報元:dualshockers.com )
クラッシュがジャンプとスピンアタックしか使わないのは、ソニックが攻撃アクション1つで、ドンキーコングが3つで、その間の2つに開発者がしたかったからである。(情報元:クラッシュ・バンディクーハラハラドキドキ公式ツアーガイド ファミ通ブロス攻略本シリーズ )
クラッシュのスニーカーは靴屋さんで小さな男の子がふざけてはいていた大人ようの靴をヒントにデザイナーが作った(情報元:クラッシュ・バンディクーカーニバル とりあつかいせつめいしょ)
シリーズで使われていた日本語のフォントは、今作で使われていた物を元にしてアドビのイラストレーターを使って鶴見プロデューサーが描き起したもの。
開発者であるマークさん、ルビンさん、ガビンさんたち3人のお気に入りのステージは「おおいわゴロゴロ」。
今作のグラフィックデザイナーであるジェイソン・ルビンさんのお気に入りのグラフィックは「さかなにきをつけろ」。
クラッシュの生みの親であるマーク・サーニーさんは、今作を作るとき日本で難易度調整などにユーザーテストが実施されたことに驚いたという。
記録
クラッシュ・バンディクーは当時洋ゲーが売れていなかった日本において、カーニバルまでに400万本も売れたビッグシリーズになった。(情報元:カーニバルの帯)
クラッシュ・バンディクーシリーズは2015年現在、世界で推定4000万本を販売している。(情報元:CFNの調査による)
このゲームはギネスワールドレコード2009ゲーマーズエディションの世界のコンソールゲームの史上最高のゲームとして49位に輝いた。 (情報元:CRASH MANIA) )
クラッシュはギネスワールドレコード2011ゲーマーズエディションの世界で最も有名なゲームキャラクターとして11位に輝いた。 (情報元:GONINTENDO) )
ネオ・コルテックスはギネスワールドレコード2013ゲーマーズエディションのビデオゲームの歴史に名前を残す悪役として42位に輝いた。 (情報元:ギネス公式ニュース) )
PlayStation Award 1997「GOLD PRIZE」を今作が受賞(情報元:PlayStation® Awards)