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クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!
オリジナル版と今作の比較




今作は海外版のオリジナル三部作をベースにリマスター化されている。このページではオリジナルの日本版とPS4「クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!」の日本版を比較する。なお、一部は「ボーナスエディション」やその後のアップデートで変更されているものがある。(ディンゴダイルのセリフ追加など)

追加された要素

「クラッシュ3」から登場したタイムアタックが「クラッシュ1」と「クラッシュ2」に追加されている。最終的なゲームの達成率も102パーセントになっている。(追加コンテンツ購入時はクラッシュ1は104パーセント)

「クラッシュ1」「クラッシュ2」「クラッシュ3」でタイムアタックの世界記録を確認できるオンラインのスコアボードが追加されている

「クラッシュ2」でコルテックスを倒すとパワーアップアクションのスピードシューズが手に入るようになっている。

「クラッシュ1」「クラッシュ2」「クラッシュ3」でココを使用できる。アクションなど基本的な操作性はクラッシュと同一だが、やられざまや待機モーションなど専用のものが用意されている

「クラッシュ1」でも「クラッシュ2」「クラッシュ3」と同様に箱を壊した数を確認できる箱カウンターが各ステージのゴール手前に追加されている。ただしゴール時の「でも○○箱残っているよ」のシークエンスはそのまま残されている

「クラッシュ1」「クラッシュ2」「クラッシュ3」でアクアクはオリジナルの海外版の仕様に則り、取得時にアドバイスやヒントを言わなくなっている。そのかわりにゲームのロード中にそのステージのヒントが表示される。

「クラッシュ1」オリジナルの海外版の仕様に則り、「カメカメジャンプ」のステージが3分の1ほど長くなっている。日本版ではあまりの難しさに削除された部分。

「クラッシュ1」「クラッシュ2」「クラッシュ3」でオートセーブ機能が追加されている。チェックポイント時、ステージクリア時に保存されるので、「クラッシュ1」のタウナのボーナスステージでのセーブはなくなった。またシリーズ全てでセーブ方法が統一され、「クラッシュ2」以降にあったステージごとのアイコンも「クラッシュ1」に追加された


追加や変更となった演出

「クラッシュ3」でワープルームのココの近くでクラッシュの待機モーションを行うとココが専用のアニメーションをする。

シマ箱の側面からりんごが見えるデザインに変更されている。これはもともとの低解像度が理由に実現していなかったが、初期からあるアイデアである。

スロット箱のアニメーションが変更されている

ステージクリア時にクラッシュとココがダイヤやパワーストーンを取り出すアニメーションが複数用意されている。

ボスを倒した時に一部のボスがユニークなアニメーションをするようになった。

「クラッシュ3」のつんジャイナ作業員やボーボーママなど 一部研究員、作業員の服装やデザインが変更されている

「クラッシュ1」のイエロースライムに顔がついた。またブリオ戦闘時にブリオにスライムが当たるアニメーションが追加されている。ブリオの体力ゲージの表示方法が変わった

「クラッシュ2」のエヌジン戦でクラッシュがりんごを投げる演出が加わった

「クラッシュ2」のレーザー光線を受けた後に移動できず、そのままやられざまシーンになる

「クラッシュ2」のコルテックス戦でコルテックスがパワーストーンを持ったまま逃げるようになった

「クラッシュ1」悪魔の右手は老人にデザインが変わった

「クラッシュ3」ディンゴダイルは敗北時にセリフを話さなくなった

「クラッシュ3」伝説の巨人作業員はオリジナルの海外版仕様に則り、頭が二つになっている。またオリジナルと異なり、バットではなくチキンを振り回すようになっている

「クラッシュ3」タイニータイガーで安全地帯にいると観客にチーズを投げつけられる

クラッシュやココの待機モーションが変更、追加されている

「クラッシュ3」でエジプトのギアガチャ作業員を倒した後に レバーを攻撃しても石ブロックが落ちてこなくなった


ゲームバランスの変更

「クラッシュ1」でも「クラッシュ2」「クラッシュ3」と同様にチェックポイント時にその時点までに壊した箱の数が保存されるようになった。ただしカラーダイヤを入手する際にはノーミスでクリアする必要がある

「クラッシュ1」でも「クラッシュ2」「クラッシュ3」と同様にボーナスチャレンジ(ボーナスラウンド)時の箱を壊した数がパーフェクトダイヤを入手する際の箱の数に含まれるようになった。さらにボーナスチャレンジはワープパッドで行く仕組みになり、何度も再挑戦できるようになった。

「クラッシュ1」「クラッシュ2」でも「クラッシュ3」と同様に、難易度調整機能が追加された。同じステージで連続でミスをするとアクアクを取得した状態でスタートでき、さらにミスをすると特定の箱がチェックポイント箱に変化する。おおいわ等の追いかけてくるものもスピードが落ちる。

「クラッシュ2」のダッシュ床はその手前に緑の目印がついて 位置を把握しやすくなっている。

「クラッシュ3」の隠しステージ「はっけん! カリブのだいじけん」へ行ける看板に鳥が激突して、ヒントを示すようになっている。

「クラッシュ 1」の「じょうりゅうをめざせ」で!ブロックを起動してきた道を戻る場面で、目印としてりんごが現れるようになっている。

連続で敵を倒した時に入手出来るクラッシュプレートは今作では出現しなくなっている。

「クラッシュ3」のタイムアタックの各レリック入手タイムは変更されている。これは操作性や物理が今作とオリジナル版で異なるから。

ボーナスチャレンジは一度使用するとクリアにかかわらず、チェックポイントとして機能するようになった。

「クラッシュ1」の暗闇ステージはチェックポイントから再開時にアクアクが待機するようになっている。これはチェックポイントで壊した箱が記録されるため。

「クラッシュ1」の「イノシシダッシュ」に登場するイノシシの障害物はサイズが大きくなり、より当たりやすくなっている。

「クラッシュ2」のゴックンは攻撃範囲が大きくなっているのでより当たりやすくなっている。

「クラッシュ1」の「トカゲでだいジャンプ」「あらしのこじょう(ゆうやけのはいきょ)」のトカゲはスピンアタックで倒せるようになった

「クラッシュ3」のプーラステージでカゴを攻撃してもりんごが入手できなくなっている

「クラッシュ1」の「ピンストライプ」でジャンプ攻撃が効かなくなっている

「クラッシュ3」の「ディンゴダイル」は上空へ向けた連続攻撃中の方向転換をしなくなっている


海外版の仕様に合わせたその他の要素

「クラッシュ1」「クラッシュ2」「クラッシュ3」オリジナルの海外版の仕様に則り、ばくだん箱の側面のデザインがTNTと英語に、ニトロ箱は側面の文字がNitroと英語になっている

「クラッシュ1」オリジナルの海外版の仕様に則り、「めざめのビーチ」スタート時にアクアクが入手できなくなっている。その代わりに少し進んだところにアクアク箱が追加されている。

「クラッシュ1」オリジナルの海外版の仕様に則り、「ゆうやけのはいきょ」と「あらしのこじょう」のステージ順が入れ替わっている。ただしステージ名はそのままになっている。

「クラッシュ1」「クラッシュ3」のステージ名がそれぞれのボスの名前のみになっている。(例:ふとっちょのパプパプ→パプパプ)

「クラッシュ1」で「タウナボーナスチャレンジ(ボーナスラウンド)」「コアラコング」「ピンストライプ」「ニトラスブリオ」「ネオ・コルテックス」のステージBGMがオリジナルの海外版アレンジに変更されている。

「クラッシュ1」オリジナルの海外版の仕様に則り、一部ステージからクラッシュプレートの数やアクアクの数が減っている。配置がかわっている箇所もある。

「クラッシュ1」オリジナルの海外版の仕様に則り、一部のカラーダイヤが入手出来るステージが異なっている。

「クラッシュ2」「クラッシュ3」におまけムービーは収録されていない。また「クラッシュ3」のポケットステーションの連動機能も今作には存在しない。


修正されたオリジナル版の要素

オリジナル版ではばくだん箱を起動してクラッシュが離れすぎると爆発時に周囲の箱を壊さなかったが、今作ではクラッシュが離れても周囲に爆発の影響を与えるようになっている。ニトロ箱も同様で、!ブロック(緑)で周囲の箱を巻き込んでニトロ箱が破壊されるので、一部攻略の必要がない箇所がある。

「クラッシュ1」ばくだん箱でC箱が壊れてしまう不具合が壊れないよう修正されている。

「クラッシュ2」の「ゆきやまにえんばん!?」で赤ダイヤがより高い位置に移動されている。これにより下から入手できなくなっている。

「クラッシュ3」の「はっけん!たんけんベイビーT」ではタイムアタック時に他のステージ同様にりんごが消えるようになっている。


名称の変更と追加

アイテムのりんごを示す言葉として一部のステージでウンパ・フルーツが使われている。

アイテムのカラーダイヤを示す言葉としてスペシャルダイヤが使われている。

アイテムのプレートを示す言葉としてキャラクタートークンが使われている。

一部で箱の名前が別の呼び方になっている。ばくだん箱→TNT箱、!ブロック(緑)→ニトロスイッチばこ、↑ばこ→やじるしばこ、Cばこ→チェックばこ、てつワクばこ→ロックされたはこ)

アイテムのトロフィーを示す言葉としてレリックが使われている。今作ではトロフィーはPS4の実績機能を指す言葉として使われている。


変更された挙動等

オリジナルでは「クラッシュ1」「クラッシュ2」「クラッシュ3」でゲーム内の物理挙動が異なっていたが今作では「クラッシュ2」をベースにしたものに統一された。空中で方向転換をした際などに違いがわかりやすい。

オリジナル版に比べ、箱や敵を踏みつけた時のクラッシュのジャンプ力が弱めてある。「クラッシュ1」の「カメカメジャンプ」はこの影響で難易度が大幅にあがっている

オリジナル版に比べ、箱の端や足場の端に乗ることのできる許容範囲が大幅に小さくなっている。これにより「クラッシュ1」のつり橋ステージは1枚分の穴でも走り抜けることができなくなった

オリジナル版に比べ、クラッシュのしゃがみアクションが若干反応が遅くなっている。

オリジナル版に比べ、氷の床の最高速度が上がっている。方向転換には非常に長い時間がかかるようになっている。スライディングをすることで早めに方向を変えることができる。

オリジナル版に比べ、ココマリンの操作性が改善している。視点がずれる現象は改善し、最高速度は低下している。

オリジナル版に比べ、アクアク3枚入手時の無敵中の移動速度が上がっている。

ニトロ箱が跳ねる高さが、オリジナル版よりも高くなっている。動きは完全にランダムなので予期せぬミスを招くことがある。

「クラッシュ2」のニックやISGNなどは攻撃判定への切り替えがオリジナルよりもシビアに高速化している。

「クラッシュ2」のポーラの操作性はより緩やかなものに調整されている。また「クラッシュ3」のプーラの最高速度はオリジナルよりも早く調整されている。

「クラッシュ3」の水中ステージで操作をしないとオリジナルよりもクラッシュが早く沈むようになっている。また、スピンアタックの挙動もオリジナルより速く調整されている。

「クラッシュ3」のサブマリンのミサイルは距離は小さく、スピードは速く調整されている。またブースト中の方向転換ができなくなっている。

「クラッシュ2」の雪山ステージにある近づくと落ちてくる柱は、オリジナルよりも迅速に作動するようになっている。

「クラッシュ3」のエジプトステージの石の扉も迅速に閉じるようになっている。ギアガチャ作業員がレバーを引いてから石のブロックが落ちてくる時間差も減っている。

「クラッシュ2」でジェットパックのスピードダウンができなくなっている(しようとするとクラッシュが方向を変える)

「クラッシュ2」の雪山ステージでグリンがスピンアタックをする予備動作がなくなり、攻撃を予想しづらくなっている。

シマ箱とシマ箱の間が2つ分の場合、クラッシュはそこにはまるので次に操作するまで箱を壊さない。

「クラッシュ2」でおおいわから逃げきった時におおいわに接近しすぎた場合、クラッシュが一回転するモーションをしなくなった


その他の変更

「クラッシュ1」の「えんばんいわのはて」のブリオプレート(フェイス・トークン)の場所がシマ箱の中から、?箱の中に変更された。

「クラッシュ1」「クラッシュ2」でも「クラッシュ3」と同様に、シマ箱が一度に2個のりんごを出すようになった。5回踏むことで破壊できる。

「クラッシュ1」の2番目の島はナビゲーションを統一させるために水平に反転した形に変更されている。

「クラッシュ1」で追加コンテンツ「あらしのしろ」を適用すると1番目の島と3番目の島をつなぐシュートカットが追加される。

「クラッシュ1」の「カメカメジャンプ」のボーナスチャレンジで↑箱が↑ブロックに変更されている。これはパーフェクトダイヤでボーナスチャレンジの箱をすべて壊す必要ができたため。

「クラッシュ2」でワープルームからボスステージへの行き方が変更。かつてセーブロードスクリーンのあった場所にステージへの入り口が追加された。

「クラッシュ1」 「クラッシュ2」は一部のステージでタイムアタックのストップウォッチが配置される床が追加されている。

「クラッシュ3」 の「アラビアの あついぶらさがり」箱の数が95個に変更されている。

シマ箱をボディプレスで破壊した時にりんごが出現しなくなっている。

無敵になれないステージでアクアクを3枚入手すると効果音が鳴るようになっている。

「クラッシュ2」のシールド研究員は自分が押された状態から元の状態に戻らなくなっている。

「クラッシュ2」の「ゆきやまはつづくよ」でしのみち(ドクロコース)から戻った後もドクロコースのBGMが流れるようになっている。







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