吹き替えと翻訳、ボタン配置の変更(Xボタン、○ボタンなど)はこの一覧には含みません。
グラフィックの変更
ゲーム開始時のタイトル画面の看板のデザインが異なる。日本版は日本のクラッシュとゲームのロゴマークになっている。
ステージ内の一部の英語が日本語化されている。「ぬれいぬ」「ゲームコーナー」などゲーム内グラフィックも日本語でデザインが作り直されている。ちなみに「ぬれいぬ」はノーティドッグの「無茶犬」のパロディ。
ニュース中継中に英語のキャプションが米国版にはあるが、欧州版と日本版では消えている。
カルチャライズ
日本版はこれまで日本のプロモーションなどで使われてきたクラッシュを基にしたモデルデザインになっている。クラッシュのメインターゲットが海外では13〜19歳くらいで「クール」なイメージが作られているのに対して、日本では小学生がメインターゲットだったことから、「かわいい」イメージのデザインになっている。この日本版のモデルは一部のムービーを除いて、ロード画面などでも確認できる。
日本版限定でクラッシュをしばらく操作しない状態でいるとクラッシュがクラッシュダンスを踊る。クラッシュダンスはシリーズ1作目から日本のテレビCMで使われているオリジナルの踊り。元々は小学生の人気を得るために作られたものだったが、いつしか日本のクラッシュには欠かせない存在となった。
一部のやられざまの演出が日本と海外で異なる。特に画像の例では、クラッシュが自分でズボンを脱いでパンツを見せる と言う描写が日本版ではなくなっている。これはクラッシュに対する各地域のイメージが影響している可能性がある。海外ではテレビCMやプロモーションでクラッシュは自分から下品な行動をすることが多々有るが、日本版では少なくとも自分からはそうした行動は起こさない。日本版でこの演出が差し替えられているのはそのイメージに合わせたものと思われる。
削減された要素
海外のPS2版とGC版は日本のクラッシュモデルと海外のクラッシュモデルを隠しコマンドで変更できる。日本版ではコマンドを使用するとコマンドを受け付けたSEは鳴るが、変化は起きない。
レース中のキャラクターのアニメーションが欧州版の方が多い。