最後に家庭用ゲーム機で登場した「Crash Bandicoot Mind over Mutant」から8年が経ちました。シリーズ20周年となる今年、SIEとアクティビジョン、そしてバイカリアス・ビジョンズの協力によってクラッシュ・バンディクーが帰ってきます!なんと海外で爆発的人気を誇る「スカイランダーズ」にクラッシュくんとコルテックス博士がプレイアブルキャラクターとして参戦するのです!
クラッシュくんはおなじみのジャンプやスピンアタック、ボディプレス、スライディングはもちろん。新たにヨーヨーや爆弾箱を武器に、邪悪なカオスの野望を打ち砕くための大冒険を繰り広げます。そしてコルテックス博士もおなじみのプラズマ銃やなんとあのウカウカまでもを使って冒険を繰り広げるのです!
今回の「スカイランダーズ」の開発は「クラッシュ・バンディクー爆走!ニトロカート」や「クラッシュ・バンディクーアドバンス」などでクラッシュと長い歴史があるVicarious Visions。彼らのクラッシュへの愛と初期のクラッシュゲームへのリスペクトがたっぷり詰まっているのがこの「Skylanders Imaginators」なのです。
皆さんはご存知でしょうか?2007年に日本以外の国では「クラッシュ・バンディクー」シリーズの再起動(リブート)を目的に全てのキャラクターの見た目と性格、クラッシュたちの世界観のリセットが行われました。Crash Of The Titansです。このゲームは全てのキャラクターの性格や見た目の変更だけでなく、これまでのストーリーをなかったことにし、クラッシュの家やジャングルや遺跡、ビーチなどの世界もすべて新しいものに作り替え、それは過去のクラッシュシリーズとは全く接点のないゲームでした。
このCrash Of The Titansには賛否両論あり、これら新しい世界観への反対署名も海外のファンを中心に展開されました。多くのクラッシュファンは、これまでのノーティドッグを始めとする多くの開発者たちが長い年月をかけて作り上げてきたクラッシュが大好きだったのです。
そして20周年となるクラッシュシリーズを祝って「スカイランダーズ」への参戦が決まった時Vicarious Visionsは「今回のクラッシュは本物のクラッシュでなくてはいけない」と考えました。可能な限り、ノーティドッグ時代のオリジナルデザインを忠実に再現しながらも、今の最新のグラフィックにふさわしい雰囲気を目指しました。
Vicarious Visionsはそのためにクラッシュのアーカイブを深く深くたどることにしました。そしてついにはクラッシュの生まれる前「Willy the Wombat」と開発者に呼ばれていた時の資料までもを読み解きました。その結果クラッシュの姿は長年にわたって進化してきましたが、そのどのクラッシュにも共通するクラッシュらしさを見つけたのです。「スカイランダーズ」ではゲームのモデル以外にキャラクターイラストやフィギュアも作られます。Vicarious Visionsはクラッシュのこれまでのファンを思い、スケッチ、3Dプリント、テスト 全ての段階で入念なチェックを行い、この新しいクラッシュを作りました。
クラッシュ・バンディクー、ネオ・コルテックス、ニセクラッシュ、アクアク、ウカウカ、原住民 etc とにかく今回の「スカイランダーズ」には、過去20年間クラッシュを応援し続けたすべての人に対するファンサービスをたくさんの楽しさとともに詰め込まれているのです!